作・絵:あきやま ただし
31ページ
出版社:講談社
【店主 蓮岡より】
友達とのうわさで知らない間に人を傷つけていることもある時期。小さいときにこそ本当のことを見極める目を養ってほしいと思います。真実はちゃんと見なければ分からない。そんなメッセージが伝わる絵本
おすすめの年齢 5歳から
【出版社より】
「いやなやつ」が「ともだち」にかわった日。
無責任なうわさに乗せられて、真実を見失いがちなわたしたちに、この犬たちは何かを教えてくれる。
すらりとした美しい犬、あしながは、のら犬たちからきらわれていました。
「でっかい家にすんで、すごいごちそうたべてるんだって。」
「子犬や子ねこをたべちゃうんだって。」
かっこいいけど、さいていのやつ──。のら犬のケンは、みんなのうわさ話を信じて、あしながのことをそう決めつけていました。ところがある日、あしながのほんとうの姿を知ったケン。そのとき、ケンの心の中で何かがかわりはじめたのです。