作:サリー・ウィットマン
絵:カレン・ガンダーシーマー
訳:谷川 俊太郎
発行年:1995年3月
対象年齢:およそ6〜7才から
ページ数:32p
サイズ:縦23cm × 横17cm
出版社:童話館出版
【店主 蓮岡より】
おすすめの年齢 4歳から
【出版社より】
バーソロミューは、ネリーのお隣にすむおじいさん。ネリーが赤ちゃんだったころ、毎日ネリーをカートに乗せて散歩に連れていき、歩きはじめるようになると必要なときだけ手をかしてくれた。いつもいっしょだったふたりのことを、近所の人たちは「ハムエッグ」とよんだ。やがてネリーは小学生になり、バーソロミューはもっと年をとった。ある日、バーソロミューは階段でころび、入院。しばらくたって車いすにのって退院してきた。こんどはネリーが、車いすを押して散歩へいくばん。そうっと、やさしく、ゆっくり…。子どの成長と老人の老いという時の流れが、季節の移りかわりのように自然に描かれた、心あたたまる絵本である。およそ5才くらいから。