作・絵:マーゴット・ツェマック
訳:渡辺 茂男
出版社:童話館出版
サイズ:23×26cm
ページ数:32ページ
【店主 蓮岡より】
貧しい狭い家に大家族で住んでいる男が、ラビ(ユダヤ教の博士)のところにどうにかしてほしいと相談します。ラビはまず、飼っている鶏を家に入れるように指示します…。大切なものを見つけるために、何が必要なのか。心が温まる昔話。
おすすめの年齢 5歳から
【出版社より】
昔、ある貧しい男が、母親とかみさんと、6人の子どもと、ひと部屋しかない小さな家で暮らしていた。あまり家がせまいので、家族は言い争いばかり。男は、何かいい知恵はないものかと、長老へ相談にでかけた。長老は、男の話を聞くと男が飼っているひなどりとおんどりとがちょうを、家に入れて一緒に暮らすように言います。男は言われたとおりにしますが、騒ぎはひどくなるばかり。男は再び長老のもとへ。長老は、やぎを入れて暮らすように言います。次は、牛と一緒に暮らすように。いよいよ、とんでもないことになった男は、長老のもとへ駈け込みます。そこで長老は、おもむろに・・・。(K)