作・絵:M.B. ゴフスタイン
訳:末盛 千枝子
出版社:現代企画室
ページ数:15.8×18.0mm
ページ数:64ページ
【出版社より】
多くの人に愛されたゴフスタインの名作、ついに復刊!
「会ったこともないあなたのためにこれを作ったのです。
どこかの誰かが、きっと気に入ってくれると信じて。」
両親が残した人形をつくる仕事を続けながら、ひとりで暮らす女の子ゴールディは、人形をつくるときいつも、森で拾った枝を使っています。それじゃないと「生きている」感じがしないからです。ただの人形、と友だちのオームスに笑われてもひとつひとつ心をこめて、ていねいに仕事をしています。そんなある日、お気に入りのお店で、ゴールディーはいままでに見たこともないほど美しいランプを見つけます。そして、すばらしい出会いをすることになるのです――
私が本の中で表現したいと思っていることは、自分が信じるすばらしい何かのために黙々と働く人の美しさと尊さです。そして、本はだれか人が書いたということを知って以来、私は本を書く人になりたいと思っていました。(ゴフスタイン)