文・絵:シュリン・ホーマイヤー
訳:田野中 恭子
出版社:サウザンブックス社
ジャンル:児童、健康、心理
サイズ:A5変形判
ページ:136ページ
【出版社より】
“学校の先生や看護職、ワーカーにも読んでほしい一冊”
(親&子どものサポートを考える会 世話人代表 鈴鹿医療科学大学看護学部准教授 土田幸子)
“子どもの頃、こんな絵本に出会いたかった”
(まんが家 中村ユキ)
お母さんやお父さんが
うつ病や統合失調になったら?
去年、お母さんは何かが変わりました。お母さんはとても沈みこみ、家事もできなくなりました。この「悲しい日」に9歳の女の子モナは怒りや悲しみの感情を抑えて多くの責任を負い、そして「青空の日」を心の底から待ち望んでいます。ある日、モナは大切な友達、ぬぐいるみのマックスを土に埋めるかわりに、お母さんがよくなることを神様にお願いします。その日から眠れなくなり。。。
モナや精神を病むお母さんは、そしてマックスはどうなるのか?
<目次>
第1章:悲しいけど、青空の日
うつ病のお母さんと暮らすモナの物語
第2章:モナからあなたへ 〜子どもたちへのアドバイス
「精神病って何?」「私のせいなの?」
「誰がママやパパを助けてくれるの?」
「私は誰と話したらいいの?」「危機的な時の緊急対応」など
第3章:親と身近な人たちへのアドバイス
《著者・訳者プロフィール》
文・絵:シュリン・ホーマイヤー
社会教育学を専攻し、精神疾患の親がいる家族や子どもを支援する団体に1990年代末から従事。カウンセリング、講演会、学習支援などを行う。精神疾患の親がいる家族、とりわけ小学生の子どもたち向けの本が不足していると感じ、本書の執筆を思い立つ。児童向け専門書として異例の1万部をドイツ国内で販売。