文:ジャクリーン・ウッドソン
絵:E・B・ルイス
訳:さくまゆみこ
出版社:BL出版
サイズ:29×32cm
ページ:32p
【店主 蓮岡より】
多感な時期の子どもたち。その表情からは、戸惑いや後悔の心が伝わってきて胸にせまります。等身大で成長している子どもたちにこそ、今読んでもらいたい1冊です。
おすすめの年齢 6歳から
【出版社より】
あるあさ、クローイのクラスに、転校生のマヤがやってきた。
クローイは友だちと、マヤのみすぼらしい身なりや、変なお弁当を笑いあう。
そんな日が、何日も何日もつづいた。
そして、ついにマヤは学校にこなくなった。
担任のアルバート先生は、水の入った洗いおけに小石をおとし、やさしさについて話しはじめる……。
そのとき、クローイは……。
新しい友だちとの出会い、無視しつづけた日々、とまどい、後悔…… 多感な少女の心のうごきを丁寧にすくいとった作品です。
美しい絵とともに、ひとりひとりの心にせまります。
★ジャクリーン・ウッドソン
国際アンデルセン賞
作品賞受賞