作:小風 さち
絵:山本 忠敬
出版社:福音館書店
サイズ:20×27cm
ページ数:32ページ
【店主 蓮岡より】
ちいさいプロペラ機はこれから世界へ羽ばたく幼児そのもの。期待と不安、劣等感、そんな迷いに堂々とした言葉と姿で背中を押してあげるのは父性の役割です。子供にエールを送る真実が描かれた絵本です。
おすすめの年齢 4歳から
【出版社より】
初飛行を迎える小さなプロペラ機のいる格納庫へ、大きなジェット機が入ってきました。小さいプロペラ機はすっかり圧倒されてしまいます。するとジェット機が言います。「元気をお出し、プロペラくん。まず、空を飛んでごらん。そうすれば、きっと僕らの大きさのことなど忘れてしまうよ」と。そして、初飛行にのぞんだ小さなプロペラ機は、力いっぱいエンジンをふかし、飛び立ちます。胸をはって、どこまでも広がる大空へ!