作:ナタリー・サヴィッジ・カールソン
絵:ホセ・アルエゴ&アリアーヌ・デューイ
訳:星川 菜津子
出版社:童話館出版
サイズ:26×21cm
ページ数:32ページ
【店主 蓮岡より】
この時期は怒られることも増えて、自立したい気持ちも時々芽生えます。なかなか素直になれない、お母さんに精一杯甘える内容の物語を通して、そんなもやもやした気持ちを発散できる絵本。
おすすめの年齢 5歳から
【出版社より】
マリールイズは、マングースの女の子。「いつもは、よい子です。でも、ある日、わるい子になりました。」いたずらが過ぎて、お母さんに、おしりをぶたれます。虫の居どころの悪かったマリールイズは宣言します。家出して、新しいお母さんを探しに行くわ。お母さんは、そんなに簡単に新しいお母さんは見つからないでしょうよ。それまでお腹がすきますよと、サンドイッチをつくってくれます。
マリールイズは、知り合いを訪ねては、自分をそのうちの子どもにしてほしいとたのみますが、どこからもお断り。それで、お母さんよりもお父さんを探すほうが簡単だと、方針を転換。そんな矢先、魔法使いのかえるから、今しがた、子どもをほしがっているご婦人が訪ねてきたことを聞くと、その人を追って駆け出します。そう、いなずまよりも早く。