作・絵:パット・ハッチンス
訳:石井 桃子 訳
出版社:福音館書店
サイズ:26×21cm
ページ数:32ページ
【店主蓮岡より】
自分にちょうど良いものを持つことの安心感と、すこし背伸びをしたい気持ちが描かれています。大きさではなく、純粋さが最後には輝く。優れているとはあいまいな概念だなと気が付く内容です。
【出版社より】
ティッチは小さな男の子でした。兄さんも姉さんも、体が大きくて、大きな自転車に乗り、すてきな凧をあげることができるのに、ティッチは三輪車に乗って、風車をまわすだけ。兄さんや姉さんは大きな楽器を演奏できるのに、ティッチは小さな笛が吹けるだけ。でも、兄さんの持ってきた大きなシャベルを使って、姉さんの大きな植木鉢にティッチのとっても小さなタネをまいたら、そこから大きな大きな木が生えてきましたよ!