再話:A・トルストイ
訳:内田 莉莎子
画:佐藤 忠良
出版社:福音館書店
サイズ:20×27cm
ページ数:28ページ
【店主 蓮岡より】
トルストイの編集した平和のメッセージが込められた昔話。誰でも知っている絵本ですが、この物語は、最も小さい存在が加わることで大きな物事が完成する真実を伝えてくれます。幼児も小さい存在であるからこそ、ねずみの力に共感出来て喜びを感じることができます。
おすすめの年齢 2歳から
【出版社より】
おじいさんが植えたかぶが、甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒にかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おばあさんは孫を呼び、孫は犬を呼び、犬は猫を呼んできますが、それでもかぶは抜けません。とうとう猫はねずみを呼んできますが……。力強いロシアの昔話が絵本になりました。