作:グリム
絵:フェリクス・ホフマン
訳:瀬田 貞二 訳
ページ数:32ページ
サイズ:22×30cm
出版社:福音館書店
【店主 蓮岡より】
悪いおおかみは、子どもたちの不安や恐れの象徴。「おおかみしんだ おおかみしんだ」このラストは不安に打ち勝つための必要不可欠なものです。知恵と強さで悪に打ち勝つ物語は、この時期に高まる不安な心を励ましてくれます。家族の絆を確認できる昔話の傑作絵本。
おすすめの年齢 4歳から
【出版社より】
おおかみを家にいれないよう注意しなさい。おかあさんやぎはこやぎたちにそういって森に食べものを探しにでけます。こやぎたちは、おおかみの「しわがれ声」や「黒い足」をしっかり見ぬいて、おおかみを追い払います。しかし、おおかみは知恵を働かせて「しわがれ声」を「きれいな声」に、「黒い足」を「白い足」に変えて再びこやぎたちの家にやってきます。こやぎたちは、とうとうおおかみに騙されて家の扉をあけてしまいます。