作・絵: スーザン・バーレイ
訳: 小川 仁央
出版社: 評論社
【店主 蓮岡より】
賢くて何でも知っているアナグマは、いつもみんなから頼りにされ慕われていました。でも、秋の終わり、長いトンネルを浮き上がるように走る夢を見ながら死にました。残された仲間たちは悲しみでいっぱいで、どうしていいかわかりませんでしたが、少しずつアナグマとの思い出を語り始めます…。死にどう向け合うか、明るい指標が伝わってくる物語。
おすすめの年齢 5歳から
【出版社より】
野原のみんな、ひとりひとりにアナグマが残していったすてきなおくりものとは・・・・・!?
アナグマが死んだ。でも、みんなの心の中で、大すきだったアナグマは生きている。アナグマは、もの知りでかしこく、みんなからとてもたよりにされていた。冬のはじめ、アナグマは死んだ。かけがえのない友を失った悲しみで、みんなはどうしていいかわからない・・・。友だちの素晴しさ、生きるためのちえやくふうを伝えあっていくことの大切さを語り、心にしみる感動をのこす絵本です。