作:アルビン・トゥレッセルト
絵:レナード・ワイスガード
訳:渡辺 茂男
出版社:童話館出版
サイズ:25×22cm
ページ数:28ページ
【店主 蓮岡より】
思わず口ずさむ詩のリズム、音を通して、風景を想像する力が育つ絵本です。絵に関しても、落ち着きをもった色合いに、とても心が穏やかになります。雨粒があつまって川になり海へと流れていく雄大なものがたりから、世界の広がり、美しさが感じられます。口に残る詩のメロディーが、親子の感性を一つにしていきます。
おすすめの年齢 5歳から
【出版社より】
「ぽとり ぽっとん すぷらっしゅ。ぽとり ぽっとん すぷらっしゅ。・・・
あめは ふるふる あさ ひる ばん」森の奥にも雨がふっています。「ぽとりとおちる うさぎのはなから。ひなぎくのはなから つたって ぽとり ぽっとん」そうやって、「かぞえきれない あまつぶ ふって、みずたまりが できた。みずたまりは、ひたひた ひろがって いけになった。」池からあふれた水は、小さな流れをつくり、大きな川になり、農場をながれ、動物と人々をうるおしながら、町をぬけて、海へ向かう。雨の静かな旅がクラシックな絵に、しっとりと描かれます。